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ツールの作り方 – 画面編
前回まではPLCとの通信に関連することを説明してきましたが、今回は画面=ユーザインターフェースの部分をサクッと説明していきます。 【通信について】 PLC用のツールなので、まずは通信に関する部分が必須です。 通信設定通信の開始/終了 通信設定は画... -
ツールの作り方 – 通信編/上位リンク(KEYENCE)
今回はKEYENCEの上位リンクを説明します。※Ethernet通信のみ(上位リンクはAsciiのみ)※EthernetまたはEthernet/IPユニットのマニュアルに詳細が記載されています 【フォーマットの確認】 送信データ(PC→PLC) No項目値備考1イーサネットヘッダ****※12IPヘッ... -
ツールの作り方 – 通信編/FINSコマンド
今回はOMRONのFINSコマンドを説明します。※Ethernet=Binary通信のみ※FINSコマンドのマニュアルが手元にないと理解できないので前回を参考に入手してください 【フレーム構成の確認】 コマンドフレーム構成(PC→PLC) No項目値備考1※TCPのみヘッダFINSAsciiコ... -
ツールの作り方 – 通信編/MCプロトコル
今回は三菱MCプロトコルの3Eフレームをベースに送受信データを説明します。※他のフレーム(1C~4C、1E、4E)については特に説明しません。※MCプロトコルのマニュアルが手元にないと理解できないので前回を参考に入手してください。 【伝文フォーマットの確認... -
ツールの作り方 – 通信基礎編
今回は実際にPLCと通信するための基本的なことをソースコード(VB)を交えて説明します。※プログラム言語の基本中の基本については特に説明しません。コードの意味が分からない場合はグーグル先生に聞くと優秀なサイトを教えてくれるハズです。 【Ethernet通... -
ツールの作り方 – 準備編
前回はツールの有用性・目的を記事としましたが、今回から何度かに分けて作り方を記事にしたいと思います。 PLCを相手とするPCツールを作成する場合、通信処理は避けて通れません。というよりPLCを相手にするなら通信処理=デバイス値のRead/Writeが基本で... -
ツールマスターへの道
【デバッグの効率化を考える】 PLCのプログラムを作成してデバッグをするときにPC側からPLCにアクセスしてデバイスの読み書きが出来ると便利で効率的です。(そもそも何かしらの手段でデバイス値がモニタ出来なければデバッグになりませんが。。)PLCの開発... -
三菱とOMRONとKEYENCEの違い
仕事上PLCのラダープログラムを作りますが、そのうえでは各社それぞれに違いがあります。良いところ悪いところの感じ方は各個人で異なると思いますが、個人的にソフト屋視点で感じたことをまとめてみたいと思います。 ちなみに私は三菱→OMRON→KEYENCEの順... -
ラダーにおける連続処理の書き方
何かしらの手順を自動化するために作るものが装置なので、それを制御するためのPLCには特定の決まった手順で連続的に処理する機能が必須となります。連続処理=PLC内のプログラムで実現させる必要が出てきます。ここではラダーで連続処理を作る場合の大き... -
ラダーのデバッグには実物CPUが便利
ラダーを作成した後は通常デバッグをします。デバッグするにもいくつか方法がありますが一番手っ取り早い方法はシミュレータを使う方法です。(最近は開発環境と一体化されているパターンが多いです)パソコンだけあれば他の専用ハードは不要なのですぐにデ...